Googleサービス・Gemini非公式ガイド

GeminiとGoogleドキュメントでレポートを作る時の基本

GeminiとGoogleドキュメントでレポートの構成案、見出し、下書き、要約を作る時の基本をまとめます。

最初に結論

レポート作成では、Geminiを構成案や下書き補助に使い、本文は自分の言葉で確認して整えます。

個人情報・機密情報・著作権・誤情報の注意

  • 名前、住所、電話番号、顧客情報、会社資料、認証情報は入力しない。
  • 文章、画像、引用、要約では著作権や利用条件を確認する。
  • AI回答は間違う可能性があるため、重要な内容は一次情報や専門家で確認する。
  • 医療、法律、金融、安全に関わる判断をAIだけで行わない。

レポートは工程で分けると崩れない

Googleドキュメントでレポートを作るとき、最初から本文を生成させると、あとで直す箇所が特定できなくなります。工程ごとに任せる範囲を変えてください。

  • テーマを絞る:切り口の候補を出させ、選ぶのは自分。「この題材で論じられる観点を5つ、それぞれ必要な資料の種類も添えて」
  • 調べるここは任せません。AIの回答は出典になりません。図書館の資料、公的統計、公式サイト、原典に自分で当たります。
  • 構成を組む:集めた材料の一覧を渡し、順番の案を出させます。論の飛びを指摘させるのも有効です。
  • 本文を書く:自分で書きます。書いた後に「重複と分かりにくい箇所だけ指摘して」と頼むと、文章力を落とさずに質が上がります。
  • 整える:誤字、表記ゆれ、用語の不統一。ここは得意な作業です。ただし内容の正しさは判定できません。

出典と引用でつまずかない

レポートで最も指摘を受けやすいのが出典です。次の4点を守ってください。

  • 挙げられた文献は、必ず実在を確認する。もっともらしい書名・著者名・論文名・URLが生成されることがあります。実際に開き、その内容が書かれていることまで確かめてから引用します。
  • 孫引きをしない。「◯◯によれば」とAIが書いた内容は、元の資料を自分で読んでから使います。読んでいない資料を参考文献に並べないでください。
  • 引用の形式を先に確認する。提出先ごとに様式が指定されています。整えさせる場合も、その様式を渡してから頼みます。
  • AIを使ったことの申告が必要か確認する。提出先によっては、利用範囲の記載を求められます。課題が出た時点で確認してください。

提出前のドキュメント側の確認

内容とは別に、ドキュメントそのものにも確認すべき点があります。提出してから気づくと直せません。

確認箇所起きること
共有設定提出先から開けない、または意図せず広く公開されている
コメント下書き段階のメモが残ったまま提出される
変更履歴大量の貼り付けが履歴に残り、経緯を説明できなくなる
書式指定のフォント・余白・字数と違う
ファイル名「無題のドキュメント」のまま提出される

提出物には氏名や学籍番号を書く一方で、AIへの相談時にはそれらを入力しないという点も意識してください。相談に必要な情報ではありません。

関連ページ