最初に結論
Geminiの回答を使う前に、事実、個人情報、権利、専門判断の4点を確認すると失敗を減らせます。
個人情報・機密情報・著作権・誤情報の注意
- 名前、住所、電話番号、顧客情報、会社資料、認証情報は入力しない。
- 文章、画像、引用、要約では著作権や利用条件を確認する。
- AI回答は間違う可能性があるため、重要な内容は一次情報や専門家で確認する。
- 医療、法律、金融、安全に関わる判断をAIだけで行わない。
用途別・確認の重さを変える
すべての回答に同じ手間をかけると、確認そのものが続かなくなります。間違えたときに取り返しがつくかどうかで、確認の重さを変えてください。
- 自分だけが読むメモ:確認はほぼ不要です。後で使うときに確かめれば足ります。
- 社内に共有する資料:数字と固有名詞だけを確認します。読む人が事情を知っているぶん、誤りに気づいてもらえる余地があります。
- 社外に送るメール・提出物:数字、日付、宛名、事実関係の4点を確認します。送った後に訂正できるかどうかを考えると、この手間は割に合います。
- 公開する文章・広く配る資料:上の4点に加え、引用元、画像の権利、断定表現を確認します。公開後の訂正は、届かない相手が必ず出ます。
- お金・健康・法律・安全に関わる内容:AIの回答を根拠にしないでください。確認ではなく、そもそも専門家や公式情報に当たる段階です。
この5段階を意識するだけで、確認の総量を増やさずに事故を減らせます。
「もっともらしい間違い」の見つけ方
AIの誤りは、明らかにおかしい形ではなく、周囲の文章と同じ調子で紛れ込みます。見つけるコツは、内容ではなく形に注目することです。
- 具体的な数字や日付が出てきた箇所:正しい場合も多いのですが、誤るときはここです。出典を確かめずに使わないでください。
- 固有名詞(人名・企業名・制度名・書名):実在しない名前や、似た別のものが出てくることがあります。検索して存在を確かめます。
- URLと引用:それらしいURLが生成されることがあります。必ず開いて、その内容が書かれているかを確認してください。
- 「一般的に」「多くの場合」で始まる文:根拠が示せない内容が、この形で書かれがちです。
- 自分が知らない分野の断定:判断できないから頼んだ領域ほど、誤りを見抜けません。知らない分野の断定は、そのまま使わないのが原則です。
もう一つ有効なのが、同じ質問をもう一度、別の言い方で聞く方法です。答えが変わる部分は、根拠が弱い部分です。一致した部分だけを採用し、割れた部分は自分で調べる、という使い分けができます。
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