最初に結論
アイデア出しでは、数を出してもらった後に条件を追加して絞り込むと、使える案に近づきます。
個人情報・機密情報・著作権・誤情報の注意
- 名前、住所、電話番号、顧客情報、会社資料、認証情報は入力しない。
- 文章、画像、引用、要約では著作権や利用条件を確認する。
- AI回答は間違う可能性があるため、重要な内容は一次情報や専門家で確認する。
- 医療、法律、金融、安全に関わる判断をAIだけで行わない。
良い案を求めず、数を出させる
アイデア出しで「良い企画を考えて」と頼むと、無難な案が3つ返ってきます。判断材料がないため、当たり障りのない範囲に収まるからです。使えるアイデアに辿り着く近道は、数を出させて、自分で絞ることです。
- 制約を先に渡す。予算、人数、期間、使える場所、絶対にやらないこと。制約が多いほど、案は具体的になります。何も縛らないと、実行できない案が並びます。
- 数を指定する。「20個」と言えば、後半は無理やり出てきます。その無理やりの中に、自分では思いつかない切り口が混ざります。
- 切り口を指定する。「予算をかけない案」「1人でできる案」「今日から始められる案」のように分けると、同じ方向の案が並ぶのを防げます。
- 評価は別で頼む。出させる作業と選ぶ作業を混ぜると、無難な案しか出ません。全部出してから「実行の手間が小さい順に並べて」と別途頼みます。
そのまま使える指示文
候補を広げる
【テーマ】について、案を20個出してください。良し悪しの評価は不要です。「お金をかけない」「1人でできる」「準備が1日で済む」の3つの切り口から、それぞれ最低5個ずつ含めてください。
自分の案を広げる
私が考えた案は【案】です。この案の方向性を変えずに、実行方法だけを変えた別案を5つ出してください。あわせて、この案がうまくいかないとしたら何が原因になりそうかを3つ挙げてください。
絞る
先ほどの案を、①すぐ試せる ②準備が要る ③今回は見送る、の3つに分類してください。理由を1行ずつ添えて表にしてください。判断材料が足りない案は「保留」とし、何が分かれば判断できるかを書いてください。
最後の一文が要点です。「保留」の逃げ道を作らないと、材料が足りない案も無理やりどれかに分類されます。
使えない案ばかり出るとき
返ってくる案が的外れなときは、原因がだいたい決まっています。
| 症状 | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| どこかで見た案ばかり | 制約を渡していない | 予算・人数・時間・場所を具体的に書く |
| 実行できない規模の案 | 使えるリソースを伝えていない | 「1人・週2時間・費用ゼロ」のように書く |
| 全部似た方向の案 | 切り口を指定していない | 3つの切り口を明示して均等に出させる |
| すでに試した案が出る | 試した内容を渡していない | 「これは試して駄目でした」を先に書く |
なお、企画の内容が未公開の場合、そのまま入力してよいかは確認してください。社内で検討中の案件名や、取引先の名前を伏せても、案出しの精度はほとんど変わりません。