トラブル・Gemini非公式ガイド

Geminiの回答が一般論すぎる時に見直したいこと

Geminiの回答が一般論すぎる時に、条件、目的、前提、出力形式、比較軸を追加する考え方をまとめます。

最初に結論

回答が一般論すぎる時は、目的、対象、条件、比較軸が足りないことが多いです。

個人情報・機密情報・著作権・誤情報の注意

  • 名前、住所、電話番号、顧客情報、会社資料、認証情報は入力しない。
  • 文章、画像、引用、要約では著作権や利用条件を確認する。
  • AI回答は間違う可能性があるため、重要な内容は一次情報や専門家で確認する。
  • 医療、法律、金融、安全に関わる判断をAIだけで行わない。

一般論を具体に変える4つの情報

回答が当たり障りのない内容になるのは、能力の問題ではなく、判断に必要な材料がこちら側にしかないからです。次の4つを足すだけで、返ってくる内容は変わります。実際の例で見ると分かりやすいので、悪い例と良い例を並べます。

  • ①立場と状況:「集客の方法を教えて」→「一人でやっている飲食店で、平日の昼が空いている。広告費はほぼ使えない」。誰が、どんな制約の中で困っているのかを先に書きます。
  • ②すでに試したこと:「SNSは3か月続けたが予約につながっていない」。これを書かないと、既に試して駄目だった案が最初に出てきます。
  • ③判断の基準:「準備に週2時間しか使えない」「初期費用は出せない」。基準がないと、実行できない理想論が並びます。
  • ④出力の形:「案を3つ、それぞれ必要な作業時間と、うまくいかない場合の兆候を添えて表で」。形を指定すると、比較できる形で返ります。

4つすべてを毎回書く必要はありませんが、②のすでに試したことは特に効きます。試して駄目だった内容は、こちらしか知らない情報だからです。ここを渡すだけで、回答は一段具体的になります。

それでも一般論のままなら

条件を足しても具体化しないときは、原因が別のところにあります。よくあるのは次の3つです。

  • 質問が2つ以上混ざっている。「集客を増やして、経費も減らしたい」のように目的が複数あると、どちらにも当たる薄い答えになります。1回につき1つの目的に絞ってください。
  • 断定を避ける話題である。健康、法律、お金、資格、制度に関わる質問では、一般的な注意にとどまる回答が返ります。これは仕様に近い挙動なので、具体的な判断は専門家や公式の窓口に確認してください。無理に断定させようとすると、誤った内容を引き出すことになります。
  • そもそも情報が足りない話題である。ごく新しい出来事や、公開されていない社内の事情については、具体的に答えようがありません。この場合は、資料をこちらから渡すのが唯一の解決策です。

具体化のために情報を足すときは、渡してよい範囲に注意してください。顧客名、住所、契約金額、未公開の資料をそのまま貼る必要はありません。固有名詞を伏せ、条件だけを数字で書く形で、回答の具体性はほぼ変わりません。「都内の従業員5名の会社」のように、判断に必要な骨組みだけを残すのが実用的です。

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