最初に結論
仕事、学習、旅行、文章作成などを同じ会話に詰め込まず、目的ごとに分けると、回答も見返しも楽になります。
個人情報・機密情報・著作権・誤情報の注意
- 名前、住所、電話番号、メールアドレス、予約番号などの個人情報を不用意に入力しない。
- 会社情報、顧客情報、契約情報、未公開資料、社外秘の予定や議事録を入力しない。
- 文章、画像、引用、要約を扱う時は著作権や利用条件を確認する。
- AIの回答は間違う可能性があるため、重要な内容は提供元情報や一次情報で確認する。
いつ新しいチャットにするか
会話を分けずに使い続けると、回答が的外れになってきます。前のやり取りを踏まえて答えようとするため、話題が変わったのに古い文脈を引きずるからです。次のどれかに当てはまったら、新しいチャットにしてください。
- 話題が変わった。仕事のメールを直した後に、旅行の相談をする——この切り替えで分けます。前の話題の条件が残ったまま答えることがあります。
- やり取りが長くなった。何十往復も続くと、途中で出した条件が効かなくなってきます。要点だけを新しいチャットに貼り直すほうが速いです。
- 途中で前提を大きく変えた。「やっぱり社内向けではなく社外向けで」のような変更は、打ち消しきれずに前の指示が残ります。
- 回答が急に的外れになった。直前の指示が悪いのではなく、文脈が溜まりすぎている場合があります。
- 他人に画面を見せる。過去のやり取りが表示されるため、見せたくない内容が残っていないか確認してください。
逆に、同じ資料について続けて質問する場合は分けないでください。毎回資料を貼り直すことになり、手間が増えます。
前の会話はどうなるか
新しいチャットを始めても、前の会話が消えるわけではありません。履歴の一覧から開き直せます。ただし、次の点で「消えた」ように見えることがあります。
| 状態 | 実際に起きていること | 確認方法 |
|---|---|---|
| 履歴が見当たらない | 別のGoogleアカウントで開いている | 仕事用と個人用のどちらでログインしているか確認する |
| アプリとブラウザで違う | 同じアカウントか確認できていない | 同じアカウントで開き直す |
| 前の内容を覚えていない | 新しいチャットなので参照していない | 必要な部分を貼り直す |
| 削除したものを戻したい | 削除は取り消せないことが多い | 消す前に、残したい内容をドキュメントへ退避する |
大事なやり取りは、履歴に頼らずGoogleドキュメントなどへ貼って保管してください。履歴は作業の途中経過であって、保存先ではありません。
入力してしまった情報の扱い
新しいチャットを始めても、前のチャットに入力した内容が消えるわけではありません。入れるべきでない情報を送ってしまった場合は、次の順で対応してください。
- ①パスワードや認証コードを入れた場合は、削除より先にその認証情報自体を変更する。これが最優先です。
- ②該当の会話を削除する。履歴から消せます。
- ③仕事の情報なら、自分の判断で終わらせない。顧客情報や社内資料の場合は、所属先のルールに従って報告します。
そもそも入れないための線引きは入力前のチェックリストにまとめています。会話を分けることは整理には役立ちますが、情報を消す手段ではありません。
関連ページ
Geminiの使い方Geminiの使い方を、質問の出し方、文章作成、調べもの、Googleサービスとの組み合わせ、確認の流れに分けて整理します。Gemini向けプロンプトの考え方Gemini向けプロンプトの考え方を、目的、前提、出力形式、制約、確認依頼の観点から初心者向けに整理します。Geminiの履歴や会話管理で気をつけたいことGeminiの履歴や会話管理で、過去の会話を見返す時、個人情報や会社情報を残さないための注意点を整理します。Geminiを使う時の個人情報・機密情報の注意点Geminiを使う時に注意したい名前、住所、電話番号、顧客情報、会社資料、Googleアカウント利用時の注意を整理します。
親ハブへ戻る
迷った時は、目的に近い親ハブへ戻ると次に読むページを選びやすくなります。