Gemini非公式ガイド

GeminiとGoogleスライド活用

資料作成では、構成案、見出し、話す順番の整理にAIを使うと、最初の一歩が軽くなります。

最初に結論

Googleスライドでの活用は、見た目より先に構成を整える補助として使うと効果が出やすいです。

Googleサービスと組み合わせるなら

Gmailでは返信案、Googleドキュメントでは文章構成、スプレッドシートでは集計や関数の相談、Googleスライドでは資料の流れ作りが候補になります。ただし、利用できる機能や連携範囲は変わる可能性があるため、実際の画面と提供元情報を確認してください。

見た目より先に、1枚1メッセージを決める

スライド作成でAIを使うとき、いきなり「資料を作って」と頼むと、体裁は整っているのに何を言いたいのか分からない束が出てきます。原因は、スライドの良し悪しがデザインではなく1枚あたりの主張の数で決まるからです。

順番としては、次のように進めると崩れません。

  • ①伝えたい結論を1文で書く。「この提案を今期中に始めるべき理由」のように、資料全体で1つだけ。
  • ②その結論を支える理由を3つに絞る。4つ以上あると、聞き手は覚えられません。
  • ③理由ごとに、根拠となる事実を1つ用意する。ここは自分の手元にある数字や事例です。AIは持っていません。
  • ④ここまでを渡して、スライドの構成案を作らせる。「1枚につき見出し1行と要点3つまで」と条件を付けます。
  • ⑤枚数を削る。返ってきた案は、たいてい多すぎます。発表時間1分あたり1枚を目安に落とします。

この形にしておくと、後から「時間が半分になった」と言われても、削る枚数の判断がすぐできます。

話す言葉と、映す言葉を分ける

AIに文章を作らせると、スライドに載せる文としては長すぎるものが返ってきます。読ませる文章と、映す文字は役割が別だからです。

スライドに映す口で話す・ノートに書く
長さ1行20字程度、3項目まで制限なし
内容結論、数字、キーワード背景、理由、補足、例え話
文の形体言止め・短文普通の文章

おすすめの頼み方は、「各スライドについて、映す文(20字以内×3)と、話す原稿(100字程度)を分けて出して」という指定です。話す原稿はスピーカーノートに入れておけば、発表時にそのまま使えます。

AIに任せない部分

スライド作成のうち、次の部分は人が持ったままにしてください。任せると、見た目は整っているのに使えない資料になります。

  • 数字とその出どころ:グラフの元になる数値は、必ず自分の資料から転記します。AIが埋めた概算が、確定値のように見える形で載るのが最も危険です。
  • 社外に出す表現の強さ:「必ず」「業界No.1」「確実に」といった語が混ざっていないか確認します。
  • 相手の社名・役職・氏名:入力せず、最後に自分で差し替えます。
  • 画像と図の権利:素材の出どころが説明できないものは載せません。

Googleスライドで共同編集する場合は、共有範囲も確認してください。社外の人を招く前に、コメントや下書きのメモが残っていないかを見ておくと安全です。

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