Gemini非公式ガイド

Geminiで文章作成をする時の基本

文章作成では、目的、読者、トーン、文字数を伝えると、AIの出力を使いやすくできます。

最初に結論

Geminiの文章は、そのまま完成品にせず、材料として編集する前提で使うと品質を保ちやすくなります。

「書かせる」より「材料を渡して組ませる」

文章作成でAIを使って失敗する最大の原因は、白紙の状態から書かせることです。材料を持っていないAIは、どこかで読んだような一般論を組み立てるしかありません。結果として、間違ってはいないが誰にでも書ける文章が出てきます。

速く、かつ自分の文章になる進め方は次のとおりです。

  • ①伝えたいことを3行だけ自分で書く。整っていなくて構いません。箇条書きでも、話し言葉でも大丈夫です。
  • ②読む相手と目的を書き添える。「取引先の担当者に、納期の変更を了承してもらう」のように具体的に。
  • ③その2つを渡して、構成だけ作らせる。本文ではなく見出しと順番です。ここで違和感があれば、書き始める前に直せます。
  • ④本文は自分で書く。構成が決まっていれば、書く速度は目に見えて上がります。
  • ⑤書いたものを読ませて、指摘だけさせる。「直した文章は書かず、分かりにくい箇所と重複だけを挙げて」と頼みます。

この順番なら、AIが持っていない情報——自分の事情、相手との関係、現場で起きたこと——が文章に残ります。読む人が反応するのは、たいていその部分です。

AIが書いた文章に出やすい癖

下書きを作らせた場合は、次の癖が残っていないか確認してください。どれも読み手に「機械が書いた」と感じさせる要因です。

具体例直し方
抽象的な締め「〜が重要です」「〜が求められます」で段落が終わる具体的な次の行動に書き換える
同じ語の繰り返し1段落に「効率」が4回出る1つ残して他は削る。言い換えを増やすより削るほうが読みやすい
根拠のない断定「多くの企業が導入しています」出典を確認できないなら削除する
前置きが長い本題の前に背景説明が3段落結論を先頭に移す
均一な文の長さすべての文が同じくらいの長さで単調短い文を混ぜる。それだけで読みやすくなる

公開・送信の前に

文章を外に出す前の確認は、内容ではなく事実に関わる部分だけに絞ると続きます。数字、日付、固有名詞、引用元の4つです。この4つはAIが最も間違えやすく、かつ間違えたときに問題になる箇所でもあります。

また、下書きを作らせるときに、顧客名、契約金額、未公開の情報を貼らないでください。伏せ字や仮の値で書かせ、最後に自分で差し替える形にすれば、文章の質はほとんど変わりません。詳しくは入力してよい情報の判断にまとめています。

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